自己流声優ラジオメール論
みなさんはじめまして、あんでぃくんさんです。
これからちょいちょいブロマガを書くかもしれませんし、書かないかもしれませんがよろしくお願いします。
さて、まずは「何故ブロマガを書く決意をしたのか?」を説明したいと思います。
きっかけは僕のツイッターのTLに流れてきたとあるツイートです。
FF外の方なので直接引用はしませんが、要約すると
これに対して僕は反論したいのです。
僕もよくメールを送りますがたまに読まれる程度ですし、常連さんに嫉妬したくなる気持ちも分かります。
しかし、常連さんが読まれるのはそれなりの理由があってのことです。
「じゃあその理由はなんなの?」
その謎を紐解くために、僕が日ごろメールを送る際の持論をお話ししていきたいと思います。
1.読みやすい文章を書く
「は?当たり前じゃん何偉そうに言ってんの」と思うかもしれません。
でもこの基本中の基本、とても大事だと思います。
どれだけ面白い内容でもこういったところで分かりづらくしてしまうのはデメリットしかないですからね。
僕はだいたいメールを書いたら送信する前に音読して、読みやすい文章かどうか確認してから送信しています。
2.文章の構成を考える
いわゆる「ふつおた」にはある程度のテンプレが存在します。
まず1つ目の例です。
前者の場合はパーソナリティは「××について」と「ハマっていること」の2つ内容があるので、話題を広げやすくなりますね。
それに対して後者の場合はパーソナリティは「××について」の話題を深く掘り下げていく方向に話を進める可能性が高くなりますので、「××について○○さんの話を深く知りたい!」という場合にはこちらの方がいいかと思います。
まあ要するにどちらにもメリットがあるので、ケースバイケースで使い分けてくださいってことですね(便利な言い回し)。
続いて2つ目の例です。
こちらは「何かあった時の感想メール」パターンです。
イベントと書きましたがアニメ出演でもライブでもなんでもいいです。
さて、このメールは感想なので非常に書きやすいですが、それは皆同じですよね。
つまり「メールを読まれる」という観点から見ると可能性は下がってしまうのかな、といったところです。
ただしこのメールはダメ!と言いたいわけではないです。
こういうメールは放送で読まれなくともパーソナリティ・スタッフが目を通してくれる確率は高いです。
思ったことがあるなら、素直に文章にしてぶつけるのも一つの手ですね。
この項目で2つの例を挙げましたが、最初にテンプレとして紹介した通り最後の文章はパーソナリティに問いかける形式を取っています。
これはあくまで話題を広げやすくするための1つのやり方であり、絶対質問で終わるべき!ということではありません。
例えばパーソナリティが以前発した疑問に回答する場合には、その回答自体がパーソナリティにとっては話題の種になりますよね。
このように質問を投げかけずとも既に十分な話題性を持っている場合には、最後に無理やり質問を付けて終わる必要はないと思います。
テンプレを意識することも大事ですが、それに固執しなくともよいのです。
3.文章量を考える
思いのたけを綴っていたら長文になること、あると思います。
ですが読む側の立場で考えると、文章長いと読むの疲れますよね。
この記事も長い?メールじゃないからいいんだよ!
それに長文になってしまうと、どうしても話題の軸がぶれてしまい、「結局何が一番言いたいことなんだろう?」と思われてしまう危険性がありますね。
なので文章は必要最低限の文字数に収め、話題が広がりすぎないようにするのがいいかと思います。
ただし、削りすぎて意味が分からなくなってしまっては本末転倒ということは頭に入れておきましょう。
4.話題の切り口を考える
ここまでの内容で「いや、そんぐらいやってるけど読まれねーよ」という方は多分ここが原因だと思います。
僕が聞いてる限りだと、メールをよく採用される人は「番組・コーナーの趣旨をよく理解した上で、自分なりの観点を持っている」人が多い印象です。
その番組のリスナーであれば、「番組・コーナーの趣旨を理解する」ことはそう難しくないと思います。
問題は後半の「自分なりの観点を持つ」ことです。
これに関してはまさしく個人の感性に関わってくる部分ですね。
理想を言えば「その人自身にしか書けない話題」を書くのが一番です。
…とは言ってもそう簡単にできることではないですよね。
僕がよくやる方法は、「普通の物事でも違う角度からアプローチする」です。
普通の内容を工夫次第で面白くすることは可能だと思います。
例えば「アニメ作品のラジオに、登場キャラの特徴的な口調を真似した文章を送る」、「普通の内容の中にダジャレを入れまくる」などなど、個性的な手法を使えば目に留まる確率は上がりますよね。
なので、いろいろ試行錯誤して自分の個性を見出していくのがいいかと思います。
(オマケ)裏技的なもの
採用されたくて藁にも縋る思いの人のための裏技的なものです。
初投稿の時はガンガン特権を振りかざしていきましょう。
5.結論
「で、結局常連さんが読まれる理由って何?」と思うでしょう。
ここまで言ってきたことを踏まえたうえで僕が達した結論は、
「常連さんの方が上手いから」です。
身も蓋もないですね。
でも実際そういうことなんです。
まあスタッフとの相性もあるのかもしれませんが、それ込みでも基本的によく読まれる人は上手いです。
ただ、何が上手いかは人によります。
テンプレメールを書くのが上手い人、面白いネタを繰り出すのが上手い人などなど、いろんな人が居るのです。
それがリスナー、ひいては番組の個性になっていくものだというのが僕の考えです。
「メールを読まれたい!」という人は自分がどういうメールを書きたいのか、今一度考えてみてはどうでしょうか。
6.おわりに
ここまで偉そうに持論を語ってきましたがいかがだったでしょうか。
「メール送っても読まれない!」という人は是非これを機に自分のメールを振り返ってみてください。
きっとそこから得られるものがあるはずです。
それから、こんだけ書いてきて最後に言うのもなんですが別に「こうしろ!」と言いたいわけではないです。
あくまでこれは僕のやり方であって、違うやり方があっても全然かまわないと思います。
それもまた個性、ですね。(便利な言い回しその2)
というわけで、長文にお付き合いいただきありがとうございました。
これからも楽しいメール職人ライフを送りましょう!
これからちょいちょいブロマガを書くかもしれませんし、書かないかもしれませんがよろしくお願いします。
さて、まずは「何故ブロマガを書く決意をしたのか?」を説明したいと思います。
きっかけは僕のツイッターのTLに流れてきたとあるツイートです。
FF外の方なので直接引用はしませんが、要約すると
あの声優ラジオ、いつも常連さんばっか読まれてる。といった内容です。
自分もメール送ってるのに全然読まれない。
これに対して僕は反論したいのです。
「常連さんばっか読まれるのは常連さんだからではない!」メールを読まれるリスナーの中には「こいつこの声優ラジオでも読まれてるのかよ」と思ってしまうようなメール職人が居るのは事実です。
僕もよくメールを送りますがたまに読まれる程度ですし、常連さんに嫉妬したくなる気持ちも分かります。
しかし、常連さんが読まれるのはそれなりの理由があってのことです。
「じゃあその理由はなんなの?」
その謎を紐解くために、僕が日ごろメールを送る際の持論をお話ししていきたいと思います。
1.読みやすい文章を書く
「は?当たり前じゃん何偉そうに言ってんの」と思うかもしれません。
でもこの基本中の基本、とても大事だと思います。
- 句読点・改行の位置は適切か?
- 誤字脱字はないか?
- 意味の伝わりやすい文章になっているか?
どれだけ面白い内容でもこういったところで分かりづらくしてしまうのはデメリットしかないですからね。
僕はだいたいメールを書いたら送信する前に音読して、読みやすい文章かどうか確認してから送信しています。
2.文章の構成を考える
いわゆる「ふつおた」にはある程度のテンプレが存在します。
こういう構成のメール、多分一度は耳にしたことがあると思います。
- 挨拶
- 話題の提供
- 話題に関連した質問
まず1つ目の例です。
○○さんこんにちは!最後の質問は「○○さんは××は好きですか?」とするパターンもあるかと思います。
僕は最近××にハマっています。
○○さんは最近何かハマっていることはありますか?
前者の場合はパーソナリティは「××について」と「ハマっていること」の2つ内容があるので、話題を広げやすくなりますね。
それに対して後者の場合はパーソナリティは「××について」の話題を深く掘り下げていく方向に話を進める可能性が高くなりますので、「××について○○さんの話を深く知りたい!」という場合にはこちらの方がいいかと思います。
まあ要するにどちらにもメリットがあるので、ケースバイケースで使い分けてくださいってことですね(便利な言い回し)。
続いて2つ目の例です。
こちらは「何かあった時の感想メール」パターンです。
○○さんこんにちは!これもテンプレの一種に分類されるかと思います。
先日のイベント参加しました。
アレがアレでアレでしたね(感想)。
○○さんはどうでしたか?
イベントと書きましたがアニメ出演でもライブでもなんでもいいです。
さて、このメールは感想なので非常に書きやすいですが、それは皆同じですよね。
つまり「メールを読まれる」という観点から見ると可能性は下がってしまうのかな、といったところです。
ただしこのメールはダメ!と言いたいわけではないです。
こういうメールは放送で読まれなくともパーソナリティ・スタッフが目を通してくれる確率は高いです。
思ったことがあるなら、素直に文章にしてぶつけるのも一つの手ですね。
この項目で2つの例を挙げましたが、最初にテンプレとして紹介した通り最後の文章はパーソナリティに問いかける形式を取っています。
これはあくまで話題を広げやすくするための1つのやり方であり、絶対質問で終わるべき!ということではありません。
例えばパーソナリティが以前発した疑問に回答する場合には、その回答自体がパーソナリティにとっては話題の種になりますよね。
このように質問を投げかけずとも既に十分な話題性を持っている場合には、最後に無理やり質問を付けて終わる必要はないと思います。
テンプレを意識することも大事ですが、それに固執しなくともよいのです。
3.文章量を考える
思いのたけを綴っていたら長文になること、あると思います。
ですが読む側の立場で考えると、文章長いと読むの疲れますよね。
この記事も長い?メールじゃないからいいんだよ!
それに長文になってしまうと、どうしても話題の軸がぶれてしまい、「結局何が一番言いたいことなんだろう?」と思われてしまう危険性がありますね。
なので文章は必要最低限の文字数に収め、話題が広がりすぎないようにするのがいいかと思います。
ただし、削りすぎて意味が分からなくなってしまっては本末転倒ということは頭に入れておきましょう。
4.話題の切り口を考える
ここまでの内容で「いや、そんぐらいやってるけど読まれねーよ」という方は多分ここが原因だと思います。
僕が聞いてる限りだと、メールをよく採用される人は「番組・コーナーの趣旨をよく理解した上で、自分なりの観点を持っている」人が多い印象です。
その番組のリスナーであれば、「番組・コーナーの趣旨を理解する」ことはそう難しくないと思います。
問題は後半の「自分なりの観点を持つ」ことです。
これに関してはまさしく個人の感性に関わってくる部分ですね。
理想を言えば「その人自身にしか書けない話題」を書くのが一番です。
…とは言ってもそう簡単にできることではないですよね。
僕がよくやる方法は、「普通の物事でも違う角度からアプローチする」です。
普通の内容を工夫次第で面白くすることは可能だと思います。
例えば「アニメ作品のラジオに、登場キャラの特徴的な口調を真似した文章を送る」、「普通の内容の中にダジャレを入れまくる」などなど、個性的な手法を使えば目に留まる確率は上がりますよね。
なので、いろいろ試行錯誤して自分の個性を見出していくのがいいかと思います。
(オマケ)裏技的なもの
採用されたくて藁にも縋る思いの人のための裏技的なものです。
- RNを個性的なものにする
- 「初投稿です!」の一言を入れる。
初投稿の時はガンガン特権を振りかざしていきましょう。
5.結論
「で、結局常連さんが読まれる理由って何?」と思うでしょう。
ここまで言ってきたことを踏まえたうえで僕が達した結論は、
「常連さんの方が上手いから」です。
身も蓋もないですね。
でも実際そういうことなんです。
まあスタッフとの相性もあるのかもしれませんが、それ込みでも基本的によく読まれる人は上手いです。
ただ、何が上手いかは人によります。
テンプレメールを書くのが上手い人、面白いネタを繰り出すのが上手い人などなど、いろんな人が居るのです。
それがリスナー、ひいては番組の個性になっていくものだというのが僕の考えです。
「メールを読まれたい!」という人は自分がどういうメールを書きたいのか、今一度考えてみてはどうでしょうか。
6.おわりに
ここまで偉そうに持論を語ってきましたがいかがだったでしょうか。
「メール送っても読まれない!」という人は是非これを機に自分のメールを振り返ってみてください。
きっとそこから得られるものがあるはずです。
それから、こんだけ書いてきて最後に言うのもなんですが別に「こうしろ!」と言いたいわけではないです。
あくまでこれは僕のやり方であって、違うやり方があっても全然かまわないと思います。
それもまた個性、ですね。(便利な言い回しその2)
というわけで、長文にお付き合いいただきありがとうございました。
これからも楽しいメール職人ライフを送りましょう!